イエプコの応用分野

メッキ・コーティングの品質向上

メッキやコーティングの前にイエプコ表面改質処理を行うと表面変質層を除去し、緻密化しておくことで剥離しにくい表面ができます。また、メッキやコーティングの後処理としてイエプコ表面処理を行うと、不純物除去と滑り性付加の効果によりメッキやコーティングの寿命延長、離型性改善が図れます。

ゴム金型(Oリング) メッキ密着性向上と離型対策

ゴム成形では金型の腐食と離型不良およびデポジットの付着が大きな問題となっており、その対策として硬質クロームメッキが多用されていますが、硬質クロームメッキをしてもそれらの問題が解決されないケースも多くあります。

その原因の1つとして挙げられるのが、メッキ表面に存在する無数の微細なクラックです。このクラックから腐食性ガスが侵入して、金型に腐食を生じさるとともに成形材料がクラックに入り込んで離型不良やモールドデポジット付着の原因となっています。硬質クロームメッキの前後にイエプコ表面改質処理を行うことにより、緻密で欠陥が無く、なおかつ滑り性を持った表面が得られるため、これらの問題を解決する事ができます。

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事例1) コーティング剥離防止(コーティング前にイエプコ表面処理を実施)

処理前の問題点

下の写真は、スウェージングマシンで使用される金型にTINコーティングをしたものです。

イエプコの効果

イエプコ表面改質処理は研削加工などで形成されたカエリや不安定な異物を除去し、コーティングの下地を作ります。これによりワーク母材とコーティング膜本来の密着力がでます。同じ条件下で比較した結果、『イエプコした後にコーティングした表面』の方が剥離せずに使用できました。


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最終更新日:17.06.08