イエプコの応用分野

精密金型の微細加工部への処理

事例1)手磨きが困難な精密金型の放電白層除去

精密金型は狭いスリットやリブの壁面、コーナー部など手磨きが難しい箇所が多くあります。これらを無理に磨こうとすると角ダレや形状を崩してしまう事があります。また、磨いたつもりでも顕微鏡で見てみると放電白層が残っている場合が多くあります。

イエプコ表面改質処理なら誰でも簡単に、手磨きでは難しい箇所でも短時間で処理を行うことが出来ます。特に狭い部分の放電白層の除去には大きな効果があり、大幅な工数削減につながります。また、吹き付け方式の処理方法の中ではもっとも角ダレや形状変化が少ないのも特徴です。

プラスチック射出成形 コネクタ型コアピン
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事例2)精密金型の微細バリ、カエリ除去

処理前の問題点

コネクター型のコアピンへの処理例ですが、研削加工したコアピンの端面には微細なバリが発生してしまいますが、精密金型においては微細バリが寸法精度を悪くするため、カッター、砥石等を使用し手作業で除去しています。一般に、エッジ部の角を損傷させずに微細バリを除去するには、熟練度と多くの作業時間が必要となり高いコストがかかります。

イエプコの効果

イエプコ表面改質処理によりバリ除去を行えば、誰でも短時間でバリを除去する事ができます。吹き付けるだけの簡単処理なので、熟練度を必要とせず、誰が処理しても同じような結果が得られます。この事例では、従来の手作業によるバリ取りでは45時間を要していたものが、イエプコ表面改質処理を使用する事により、5時間という短時間で完了できました。これにより金型製作工数の大幅な短縮、効率化が図れました。


金型材質:ELMAX  HRc60 成形材料:LCP ワーク寸法:50x4.3x0.8
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最終更新日:17.06.08